2011/12/31

2011年を終えて

2011年はわたしにとって怒涛の1年でした。

自分の撮った写真が5枚の絵ハガキになり、ペンスケッチ展7(神戸、東京)への参加、36コマ1本勝負への参加、そして最後にペンスケッチ展7が本になりました。

写真を通して知り合いが増え、その関係でFacebookに参加したら、そのFacebookで知り合いが増えていく・・・めまぐるしい展開となりました。


最近あまり鳥を撮っていないなかったので、最後に少しだけ撮っておこうと思い出かけてみました。 偶然、鳥撮影で知り合った方と会うこともできました。


カルガモ
OLYMPUS E-30
SIGMA 50-500mm F4-6.3 APO DG
ISO 400 1/250 F6.1 208mm(35mmEquiv. 416mm)
かわいいと評判のカルガモですが、正面から見ると意外と怖い顔をしています。


キンクロハジロ
OLYMPUS E-30
SIGMA 50-500mm F4-6.3 APO DG
ISO 400 1/640 F6.3 313mm(35mmEquiv. 626mm)
キンクロハジロ、そのまんまの名前が素敵です。寝癖のようなちょこっと跳ねた冠羽が特徴なのですが、これはりっぱな冠羽をしています。


カワウ
OLYMPUS E-30
SIGMA 50-500mm F4-6.3 APO DG + EC-14
ISO 200 1/160 F8.9 708mm(35mmEquiv. 1416mm)
気取った感じのカワウです。


タンポポ
OLYMPUS E-620
ZD 14-54mm F2.8-3.5Ⅱ
ISO 200 1/400 F3.5 54mm(35mmEquiv. 108mm)
日当たりのよいところにはタンポポが咲いていました。

東京スカイツリーはよく撮影しました。最後も東京スカイツリーの日没で締めくくりたいと思います。

2011年の日没
OLYMPUS E-620
ZD 14-54mm F2.8-3.5Ⅱ
ISO 200 1/4000 F3.5 52mm(35mmEquiv. 104mm)
2011年最後の日が暮れてゆきます。


2011年最後の月
OLYMPUS E-620
SIGMA 50-500mm F4-6.3 APO DG + EC-14
ISO 200 1/125 F8.9 708mm(35mmEquiv. 1416mm)
これも2011年最後ということで月を撮影します。



2011/12/28

ばたばたと浅草にて

ネット上の某集まりのオフ会&忘年会ということで浅草での撮影会があったのですが、17時スタートでは仕事中なので参加することはできません。

19時からの宴会に参加すべく出かけたのですが、遅れて来ても途中で撮影はすること、という指令がありました。ばたばたと15分ほど雷門から浅草寺本殿前までを回ってみました。


雷門と仲見世通り
Nikon FM2
Ai NIKKOR 50mm F1.4
FUJICOLOR NATURA 1600
雷門の下から仲見世通りを見通すと、もうお店は閉まっています。でも、夜11時までライトアップされているので夜の散歩を楽しむことができます。


五重塔と宝蔵門
Nikon FM2
Ai NIKKOR 50mm F1.4
FUJICOLOR NATURA 1600
五重塔や宝蔵門もライトアップされています。


宝蔵門
Nikon FM2
Ai NIKKOR 50mm F1.4
FUJICOLOR NATURA 1600
雷門の提灯は全国的に有名ですが、この宝蔵門にも「小舟町」と書かれた大きな提灯があります。雷門の提灯の方が大きいですけど、この提灯もかなり大きなものです。


浅草寺本殿
Nikon FM2
Ai NIKKOR 50mm F1.4
FUJICOLOR NATURA 1600
宝蔵門から見た浅草寺本殿


宝蔵門の仁王像
Nikon FM2
Ai NIKKOR 50mm F1.4
FUJICOLOR NATURA 1600
宝蔵門の両側には仁王像が収められています。


2011/12/24

東京スカイツリーの2011ライトアップ

まだ完成していませんが、東京スカイツリーではクリスマスと年越しにライトアップを行います。昨年は工事用照明を使ってのライトアップでした。

今年は白色LED700個を使ってライトアップを行いました。

完成後に予定されている「粋」や「雅」とは異なるライトアップで今年限りのものとなります。


近くの公園から、間近に見上げるように、125m以上でライトアップを行っています。


浅草通り沿いから、ここから見上げると迫力があります。


一部のライトアップなので、綺麗に見える場所を探して移動していきました。最後はいつもの場所で正面から、残念ながら雲が広がってしまいました。


翌日、雲の無い夜空を背景に


錦糸町駅の近くから正面に捉えて


このライトアップは12月31日の大みそかも行われるようです。午後5時30分から年明けの午前1時までの予定になっています。


2011/12/23

展示会を見に行ってきました。

今日は知り合いが写真展に出展しているので見に行ってきました。

電車に乗ってお出かけです。


後ろ姿でメリークリスマス
Panasonic DMC-LX3
ISO 100 1/250 F2.0 5.10mm(35mmEquiv. 24mm)
電車が新橋駅に停まると、ホームの端にサンタクロースに扮した人気者を見つけました。後ろから失礼して撮影


プレゼントはいかが
Panasonic DMC-LX3
ISO 100 1/13 F2.0 5.10mm(35mmEquiv. 24mm)
目黒駅で降りて目的地へ向かいます。とおもちゃ屋の前にアンパンマンがいました。


2011コスモス展
Panasonic DMC-LX3
ISO 100 1/8 F4.0 12.80mm(35mmEquiv. 60mm)
目的地は2011年コスモス展です。


コスモス展会場
Panasonic DMC-LX3
ISO 100 1/15 F4.0 6.80mm(35mmEquiv. 32mm)
参加は自由な写真展だそうです。いろんな写真がある楽しい写真展でした。



新橋駅前
Panasonic DMC-LX3
ISO 100 1/10 F2.8 5.10mm(35mmEquiv. 24mm)
次は新橋駅に向かいます。


もう一方、展示会を行っている方がいたのでそちらも見に行きました。

絵画展
Panasonic DMC-LX3
ISO 100 1/40 F2.2 5.10mm(35mmEquiv. 24mm)
展示会は3人展 ~絵画とクリスマス・ジュエリー~、今回の目的は絵画でした。

「写真を撮る」は英語で take a picture ということで、わたしは普段から写真を撮ることは絵を作ることだと考えています。海外旅行での街風景を描いたスナップのような絵は素敵なものでした。作者の方は絵を描くために写真を撮っているということでした。

もう少しゆっくりしたかったのですが、今日と明日は東京スカイツリーのライトアップがあります。戻ったらそちらの撮影です。そちらの写真はまた次回に


2011/12/13

トイカメラで撮り歩き

たまにトイカメラを使って撮ってみたくなります。露出もピントも制御できないカメラです。プラスチックレンズで解像感もありません。出来上がってみないとどんな絵になるかわかりません。それが面白いのです。

真剣な作品作りに向くカメラではありませんが、気楽に撮るのは楽しいです。


秋の後始末
Vivitar Ultra Wide&Slim 22mm F11 1/125
FUJICOLOR SUPERIA X-TRA 400
公園に降り積もった落ち葉を掃く人、ごくろうさまです。それにしても公園の職員らしくない格好です。


イチョウ
Vivitar Ultra Wide&Slim 22mm F11 1/125
FUJICOLOR SUPERIA X-TRA 400
フィルムのせいかレンズのせいがくすんだ感じが面白い絵になっています。


紅葉
Vivitar Ultra Wide&Slim 22mm F11 1/125
FUJICOLOR SUPERIA X-TRA 400
日を受けて赤く輝くモミジの木


モミジ
Vivitar Ultra Wide&Slim 22mm F11 1/125
FUJICOLOR SUPERIA X-TRA 400
上の木と同じ木を下から見上げて


初冬の公園
Vivitar Ultra Wide&Slim 22mm F11 1/125
FUJICOLOR SUPERIA X-TRA 400
近所の公園から望む東京スカイツリー、木々が冬の表情を見せ始めています。


日暮れの街
Vivitar Ultra Wide&Slim 22mm F11 1/125
FUJICOLOR SUPERIA X-TRA 400
なにげない街の風景ですが、やはり東京の空は狭いですね。

今回使ったVivtar Ultra Wide&Slimはその名の通り22㎜という超広角レンズを持ち、コンパクトなボディが特徴のカメラです。露出はシャッタースピードが1/125、絞りがF11で固定 という撮り切りカメラのようなカメラです。構図を決めてシャッターを押すだけです。

ペンスケッチ展の後もそうでしたが、フォトイベント終了後は気が抜けてしまいます。今回は風邪をひいたり、歯を痛めたりで体調が良くなかったこともあるのですが、カメラを持ち歩いていてもなかなか撮る気になりません。こういうときはトイカメラのようなお気軽カメラがいいかもしれません。そういえば、ペンスケッチ展の後はしばらくPEN EE-3で撮っていました。


2011/12/11

皆既月食を撮る

2011年12月10日は皆既月食でした。しばらく月を撮影していなかったこともあり、これはぜひ撮影したいと考えていました。


準備した機材はこれ、
  •  OLYMPUS E-30
  •  SIGMA 50-500mm F4-6.3 APO DG + EC-14
  • ドットサイト照準器
  • ケーブルレリーズ
これで35㎜判換算で1400㎜の超望遠撮影ができます。肉眼でも月食を楽しみたいので、双眼鏡も用意しました。


まずは、テスト撮影、月の拡大画像は全てトリミングしています。


欠け始めると、雲が増えてきました。雲に反射する月光を使って月風景を撮影してみました。


欠け始めました。


欠けてきた月を小枝に透かして撮影。



しばらくすると雲は通り過ぎ、月がクリアに見えるようになりました。


欠けたところに露出を合わせて撮影しました。肉眼では明るいところは見えるのですが、欠けているところは見えません。双眼鏡を使うと明るいところも欠けているところも見ることができます。


ほぼ全体が欠けてきました。


23時30分過ぎ、皆既月食のピークです。ちょっと不気味な赤い月です。

最近のデジタルカメラ用レンズの多くはオーバーインフと言って無限遠を超えてフォーカスリングが動くようになっているので、このように暗くなった被写体にピントを合わせるのは難しくなります。


寒くなってきたので、最大食を過ぎたところで撮影を終了します。木星が綺麗に見えたので最後に撮影してみました。かろうじてガリレオ衛星を見ることができます。

ガリレオ衛星の軌道を調べてみました。左上から

カリスト左上の小さな点
ガニメデカリストのすぐ右の少し大きな点
イオ木星にくっつきそうなすぐ上の小さな点
エウロパ木星の下にある少し小さな点

特に天文ファンというわけではないのですが、宇宙には興味があります。前回の皆既日食は散々でした。今回の皆既月食で少しはリベンジできた気がします。次のイベントは来年の5月21日にある金環食です。これも楽しみです。



2011/12/09

晩秋、そろそろ冬

体調を崩したり、「36コマ1本勝負 FINAL」に追われている間に近所の公園はすっかり黄葉が進んでいました。


落ち葉の道
OLYMPUS E-620
ZD 25mm F2.8
ISO 200 1/80 F4.0 25mm(35mmEquiv. 50mm)
ふかふかの落ち葉は目だけではなく、足でも感じます。視線を低くして撮影。


イチョウの黄葉
OLYMPUS E-620
ZD 25mm F2.8
ISO 200 1/250 F2.8 25mm(35mmEquiv. 50mm)
ちょっと天気は悪かったけど、鮮やかな黄葉でした。


ハート型の落ち葉
OLYMPUS E-620
ZD 35mm F3.5 Macro
ISO 200 1/8 F5.6 35mm(35mmEquiv. 70mm)
道端に小さな落ち葉が、綺麗だったので持って帰って白い紙に載せて撮影。ツタの葉っぱでしょうか?


雨上がりに
OLYMPUS E-620
ZD 35mm F3.5 Macro
ISO 200 1/60 F5.6 35mm(35mmEquiv. 70mm)
雨が上がった公園で、岩に張り付いた2枚の落ち葉、


2011/12/05

「36コマ1本勝負 FINAL」終了しました。

「36コマ1本勝負 FINAL」が終了しました。多くの皆様に見に来ていただくことができました。

ご来場いただい皆様ありがとうございました。
参加された皆様お疲れさまでした。

特に、今回は平日の在廊ができず、在廊を担当していただいた方々には感謝いたします。


墨田の今昔

「墨田の今昔」と名付けた今回の作品は、東京スカイツリーができ急速に街の様子が変わりつつある下町がテーマです。

来年には墨田区の観光の目玉になりそうな東京スカイツリーが開業します。その一方で観光化されていない地元の祭り、おそらく昔は「"村"まつり」であったと思われる祭りが今も続けられています。

東京スカイツリーを大きくパノラマで撮影したものを1点、地元の神社の氏子たちによる祭りを宮神輿(神社神輿)に注目して撮影したものを1点、計2点の組み合わせで展示しました。

ビュープリントは1枚1枚が小さいので、展示としてはインパクトに欠けます。そこで1点はパノラマで大きく、 1点は36枚という数にどう意味を持たせるのかという点に着目して作成しました。

東京スカイツリーは狙い通り注目を集めることが出来ました。並べて1枚の絵を作っているところが注目されましたが、実際にはこの晴天にこだわったために撮影するタイミングに苦労しました。まず、200mmの画角で横4列縦9段でスカイツリーがほぼ全体に写る場所を探しました。次に、太陽の位置、だいたい午後1時~3時の間に撮影します。ここからだと午前中は半逆光、3時以降だと背後の建物の影が下の方から伸びてきます。最後になるべく雲の少ない空を狙いました。雲があるとパノラマを撮影している間に雲が動くので絵のつながっている感じが損なわれます。
場所、時間、天候のそろう機会はほとんどありませんでした。さらに撮影後ビュープリントが出来上がり結果の確認ができるまで1週間程かかります。 結局3本撮影しました。1本は露出に失敗、1本は位置がずれました。
気が付くと9月10月の休日はほとんどこの撮影に費やしていました。最初に失敗した後、1ヶ月程天候に恵まれず再撮影ができなかったときは、あきらめようかとも思いました。

宮神輿、これは下町に住むようになって、秋になるとあちこちで地味に神輿が街を進んで行く様子を見かけるのですが何なのかわかりませんでした。最近になり地元の人にどのような祭りなのか聞く機会があり、地元の神社の神輿があること、それを町会ごとに担いで次々と神社の管轄地域を回っていくことなどを知りました。その中でも担ぎ渡しという伝統を守り続けているという点に興味を覚えました。
展示は6枚ごとに小さなテーマを決め、6セットの流れを作ろうと決めて撮影にのぞみました。
撮影は、本当に1発勝負です。取り直すことはできません。1時間半ほどですが、緊張する撮影となりました。

来年の初めには神戸での展示を行おうという話が盛り上がっています。わたしもぜひ参加したいと思っています。

さて、FINALと銘うって行われた36コマ1本勝負でしたが、来年はあるのでしょうか?
ビュープリントのサービスが続いていれば再び行うと思います。今度は FINAL2? まるで閉店商法のようなグループ展になりそうです。